アメリカ人「海鮮がこんなに美味しいだなんて！」東京駅の天丼に外国人観光客が感激！
本場の和食を食べることを一番の目的に、何度も訪日する外国人観光客も数多くいます。しかし、今回日本観光に訪れたアメリカ人は、旅行前から食事に関して不安に思っていたことがあったと話します。それはどのような悩みだったのでしょうか。
「穏やかで安全な国」外国人観光客の目に映る日本の姿とは
アメリカ・ロサンゼルス出身のフレグメンさんとケリーさん。12日間日本に滞在し、東京、京都、大阪観光を満喫しました。英語のメニューを置いている飲食店も多く、日本語を話せなくても不便さを感じることなく快適に過ごせたそうですよ。
日本の様子で特に印象に残ったのは「子どもが一人で電車に乗っていること」と話しました。確かに、子どもが親の同伴なく公共機関を利用できるほど安全な国は世界でも珍しく、ロサンゼルス出身の2人からすると信じられない光景なのかもしれませんね。
また、混雑した駅や店でも行列を作る礼儀正しさと穏やかさにもリスペクトを示してくれました。「ロスの駅はもっとクレイジー」とケリーさん（笑）。日本人にとっては当たり前の光景も、外国人観光客からすると目新しく見えるのは面白いですね。
外国人観光客が東京駅で口にする、生まれて初めての刺身のお味は…
日本に滞在中はあまり多くの和食には挑戦できず、コンビニでご飯を済ませることも多かったそうです。フレグメンさんは「日本のアメと三角のお寿司（おにぎり）を気に入ってよく食べた！」と目を輝かせます。
一方のケリーさんのお気に入りは、メロンパン。メロンパンは、日本では専門店が数多くあるほど人気が高い菓子パンです。日本発祥のメロンパンも、外国人観光客からすれば立派な日本食なのかもしれません。
日本の菓子パンやお菓子が美味しいのは共感しますが、せっかく日本にきたのに和食をあまり食べていないというのはなぜなのでしょうか。実は、ケリーさんは今までロサンゼルスでも魚介類を口にしたことがなく「旅行前から日本食が食べられるかどうか不安だった」と話します。フレグメンさんイチオシのおにぎりも、結局食べることはなかったんだとか。
そんなケリーさんは、東京駅の和食屋さんで、初めて海鮮料理を口にしました。生まれて初めての海鮮はなんと刺身の盛り合わせ！生魚は見たこともないというケリーさんの口をついて出たのは「ちょっと怖い。」という一言（笑）。生まれて初めての海鮮がナマモノというのは、なかなかハードルが高いかもしれません。
意を決してマグロの刺身を口にしたケリーさんは、不安そうな顔から一転「滑らかで美味しい！」と特大の笑顔がこぼれます。 外国人観光客にとって、異国の変わった郷土料理を食べることは、かなり勇気が必要なはずです。しかし、抵抗感を超えた先には、きっと今までに味わったことのない新鮮な美味しさが待っているので、ぜひ世界中の方に日本の刺身にチャレンジしてもらいたいですね。
今まで魚介類を避けてきたケリーさんですが、刺身を食べ終わった頃には「シーフードが大好き！」と180度意見が変わりました。そばで見ていたフレグメンさんも「これは人生の一大事だよ」と、食わず嫌いを克服したパートナーと喜びを分かち合いました。
そして、2人は、外国人観光客から人気の日本食の一つである天丼にも初挑戦します。まず箸を伸ばしたのはれんこんの天ぷらです。2人とも、れんこんは食べたことがないとのこと。しかし、「10点満点中10点！美味しい！」と高評価でした。
また、天ぷらの定番であるなすびも、2人は口にするのが初めて！なすびは独特の食感から苦手意識を持つ日本人も多いですが、サクサクの衣とトロッとジューシーなナスの相性はよく、想像以上に美味しく感じられたようです。イカも新鮮で柔らかいと絶賛で、もはや天ぷらにすれば、どんな食材でも美味しくなる気がしますね（笑）
結局お米を最後の一粒まできれいに食べ切り、フレグメンさんとケリーさんの東京駅での食事は大満足のまま終了しました。
「和食のためにまた日本を訪れたい」東京駅の天丼のおいしさが外国人観光客の心に深く刻まれる
東京駅で食べられる天丼は、食材のバラエティの豊富さと新鮮さで、外国人観光客を惹きつけます。天丼は和食の中ではボリューミーで満足感が高く、値段も安いため気軽に食べられることもメリットです。また、刺身や寿司と比較して挑戦しやすく、初めての日本食としても良いかもしれませんね。
東京で過ごす最後の夜、フレグメンさんとケリーさんは、「和食を食べるためにまた日本旅行をしたい！」と話していました。刺身や天丼を食べて魚介類のおいしさを知ったケリーさんは、ロサンゼルスでもシーフードを食べに行くそうですよ。東京駅での体験が、外国人観光客の食に対する概念を変えられたと思うと嬉しいですね！
